「#インフルエンサー」映像演出をしたオフィスデザイン。
女性向けメディアサイト「GLAM」を運営されている
モードメディア・ジャパン様のオフィスデザインを担当させていただきました。
デザインはコンセプトづくりから
オフィスのデザインを起こす前に、私たちは必ず理想の姿とコンセプトを作ります。当たり前に思うかもしれませんが、実は「言語化」や「浸透」ができていないと、一番大切な想いがどこかに取り残されてしまうのです。
例えばスケジュールとか予算とか。バタバタっとする移転プロジェクトでは、コンセプトが何より大切だと考えています。
#いいね が集まる空間
動画コンテンツが豊富で、私自身Facebookで動画を見たことがあったくらい、女性たちにはピンとくると思いました。だから考えたのが、#いいね!が集まる空間。
インフルエンサービジネスも展開されていたので、オフィスにインフルエンサーが来た時に写真をインスタグラムにアップしたりシェアしてくれるようなデザインにしようと思いました。
コンセプトは「#Like」。
これが日本初の事例となった!
動画の時代、動画で魅せる。
そんなことを念頭に置いてデザインを進めていきました。そこで思い立った疑問がひとつ。
「映像は壁にしか投影できないのだろうか?」
通常は平たく、白い壁に、映像を投影しますよね。オフィスに馴染みがない人でも、結婚式とかスクリーンに映されるし、とにかく白い背景が多いものです。
オフィスという面積に限りのある空間で、新しいものをしたい!
そこで思いついたアイディアが
ガラスに投影して、映像を分割したり合体させよう!
でした。
壁よりガラスの方が開放感を演出できるし、映像もただ一面で流すのではなくて、変化があった方が面白い。ということで企画をカタカタカタ・・・
しかしここで問題発生。
プロジェクトチームと話したら「予算がはまらない」とのこと。
確かに三面マルチの映像演出は店舗ではよく見かけるがオフィスでは・・・費用感が合わない・・・
でも諦めず映像系の機器をネットで検索しまくる!
すると・・・
あったー!!
ということで、出会ったのがプロジェクションライティング(スポットライト型プロジェクター)の☆SpacePlayer☆
NAKEDの映像演出やメルセデスベンツ、星野リゾートなどにも使用される素晴らしい機器(^^)コンパクトで、映像だけでなく音源も自由自在なのです。
そして何よりリーズナブル☆オフィスでの利用は初めてだったようです。
デザイン事例がこちら
エントランスを入ると、人感センサーが反応してパッと映像が映し出されます。
映像が切り替わったり文字を一面で表現したり。
奥の会議室と繋がりをもたせたデザイン。
オフィスの一部。
その他はここから見れます♬
モードメディア・ジャパン株式会社様 – CATEGORY WOMEN
オフィスは出来上がったあとが大切
オフィスデザイン業界の多くは、完成したらおしまい。また新しいお仕事。そんなルーティーンが多いです。でもオフィス移転やリニューアルって何年かに一度の大プロジェクト。何十年に一度かもしれない。
だから私たちは、出来上がったあとに、クライアントさまにマッチしてるかしてないか、ご訪問させていただいております。
計画時には想定していなかった使い方が生み出されていることも面白さのひとつ。企業さまの文化になっていくことが理想なのです。
オフィスデザインの紹介でした♬
*asuka*