空間デザイナー、ときどき講師のブログ。

科学的行動力とは。

自分でも面白いと思うのだが、

私はあらゆる仕事を並行して進める癖がある。

 

たとえば広報の仕事。

撮影した写真を選びながら、

80%選び終わった段階で、

いきなりメール返信に走ったりする。

 

メールを返し終わって

写真選びに戻るのかと思いきや

ライターの文章チェックを始めて

ライターに連絡し終わってから

また写真選びに戻ってきたりする。

 

 

昔から自分でも変な癖だと思っていて

瞬時に効率を判断しているのかな?

 

 

 

 

「何かをすぐやる!」事が求められる場面は多いですよね。

でも理由をつけて後回しにしたり

切羽詰らないとできないなんて人は

自分の性格が関係してると思っていませんか?

 

 

私はこういう性格だから、と。

 

 

でも実は、性格とやらは全く関係ないのだそうです。

 

 

 

 

『脳の情報をコントロールする科学的行動力』

 

 

とはリハビリの現場に多く使われる手法で、

脳の思考や動作を改善すると「すぐやる!」事が簡単にできるようになります。

なんとも嬉しい話。

 

 

何をするかというと、

視覚情報の処理

 

 

ある患者さんがいました。

神経の損傷によって食事ができない時期が続き本人も食べられない事が辛いし、周りもそんな状況に悩んでいました。

 

そんな時、視覚情報の処理を利用して

食べ物を一品ずつ出してみたのです。

まるでフルコース料理のように。

 

そうするとたちまち食事が進み、

デザートまで食べられるようになったのです。

 

 

  

つまり、目から入り脳に届く情報をコントロールすることで「すぐやる!」モードにできるということ。

 

 

 

脳は胃袋のようなもの。

負担をかけ過ぎず

消化できる情報だけを与えていけば

自然に処理ができるというわけです。

 

 

 

あなたの脳は、暴飲暴食していませんか?

 

 

 

明日からは、机の上を片づけるところから

始めてみると良さそうですね。

 

 

 

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*asuka*